ルフトハンザブルー

c0104084_6293577.jpg

今週のミュンヘンの気温は-10度を下回る。

この気温くらいから体感が寒いから痛いに変わってきて

雪も降り積もるというよりは

パラパラキラキラと舞うことが多いような気がする。



黄色が好きな自分は昔からルフトハンザのロゴが好きだった。

初めてルフトハンザに乗った時にシートカバーが黄色で

機内一面が黄色っぽく見えたときに感動したことをまだ覚えてる。



そんなルフトハンザのロゴとイメージカラーがこの前変わったんだよね。

ツルがシャープでモダンになって(どこがどう変わったかわかるかな?)

メインカラーを洗練した青色に変えて、機体の色に取り入れられた。

黄色もすこし変えたうえで空港のカウンターとかで採用されてる。



こういう変更って実はなかなか出来ないことなんだよね。

外から見るとあんまり変わってないように見えるものでも

デザイナー目線でみると凄い変更。

そもそも、慣れ親しんだものや愛されてるものとか

伝統的なものとかって変化するより

維持していくほうを選択することが多いので

ちょっとの変化でも反発があるしなかなか出来ない。



これまで長く広告デザインに携わってきて

その時間と労力をかけたデザインって

イベントとかキャンペーンが終わると

忘れられて捨てられるデザインだった。

ドラマのタイトルロゴとか、どんなにかっこよくても

じゃあ別の新しいドラマもその形でなんてないし。

次の年が来ても何か新しいデザインで、みたいなことも多いし。

このルフトハンザのロゴのような仕事って

ブランディングデザインっていうんだけど

そんな広告的な使い捨てのデザインに対して

今後使われるためのデザインをしてるんだって思ったら

すごく魅力的に感じたんだよね。

以前は変わらないってつまらないって思ってたのに。



それでCI(コーポレートアイデンティティ)のデザイン会社に転職したんだけど

このルフトハンザの新しいブランディングをしたのが

今いる会社のチームのうちのひとつで

(俺はそこに所属はしてないけど)

彼らはそれこそもうずっと機体のカラーリングだけで

何ヶ月もかけてものすごい数のデザインしてた。

書体も新しくしたんだけどこれも全文字をひとつずつちょっとずつ。

サイトにロゴの変更過程が分かるビデオがあると思うんだけど

(コチラからどうぞ)
http://www.martinetkarczinski.de/lufthansa/

修正と洗練と、そしてそこにはひとつひとつ意味があって

最終形になる前にものすごい時間と労力があって。



今年、ルフトハンザのロゴが出来て100周年。

すこしずつ新しくなってこれまで4回変更して

今回が5代目。前回は1989年。

前々回はあのオットールアイヒャーが担当してて

彼らのチームからも賞賛メールが来てた。

色の変更は自分たちも当時提案したんだけど

受け入れられなかったって。

今回色の変更が出来た君たちに敬意を〜みたいな。

このデザインもおそらく今後20年ほど続くんだと思う。

彼らを誇りに思う。すごいことを成し遂げたんだなって。

ちょっと長くなっちゃったけど

好きなロゴをより良くした彼らに敬意を称して。






[PR]
# by ide2525 | 2018-02-27 06:34 | Design

バレンタインデーと結婚記念日

c0104084_18341640.jpg


c0104084_18344678.jpg


雪が降り積もると夜がうっすら明るく見えるのが好き。

気温もなぜか暖かく感じるし(オレだけ?)。



平昌オリンピックを見てて思ったんだけど

開催された都市ってまだそんなに多くなのかも。

そんなことを考えたらオリンピック公園が

急に貴重なもののような気がして

久しぶりに行ってみたくなった。



2月14日は自分たちの結婚記念日。

毎年、自分の中ではこの日が一応の区切りで

「うん、いい1年だったな、来年もよろしく!」と

また新たな1年の契約更新。

そんな気持ちでスタートしていく。

今年もバレンタインデーがやってきて

と同時にめでたく結婚記念日も迎えて

Lehelにまでわざわざ出かけて

ベトナム料理に行ってきたら

これがすごく美味しかった。

ちなみに今年のチョコは

カミさんお手製生チョコでした。






[PR]
# by ide2525 | 2018-02-18 18:35 | ミュンヘン

Krapfenzeit

c0104084_234661.jpg

c0104084_23463251.jpg

最近、Feldsalatという野菜にブラッドオレンジと

赤玉ねぎで作るサラダがとてもおいしくてかなりハマってる。

ということでミカンも含めて家の中には柑橘系がいっぱい。

子供の頃よくフルーツについてるシールを集めてたのを思い出す。

ちなみにFeldsalatとは今が旬の野菜。日本にもあるのかな?



またファッシングが近づいて

クラプフェンの時期がやってきて

好きなRischartでもKrapfenzeitと銘打って

いろんな種類が出てる。

まず絶対に買うのはバニラ味なんだけど

今回はミラベル味も一緒に。

このミラベルはバイエルンやオーストリアでは

Marilleと言ってアンズよりちょっと小ぶりなやつのことで

これで作ったMarillenknödelという、

名前に「クヌーデル」がついてる団子状のデザートがあって

これがまたおいしい。

なかなかお目にかかれないので

あったら是非試してみてね。






[PR]
# by ide2525 | 2018-02-03 23:47 | 食に関すること

犬と藤田嗣治とマカロン

c0104084_795289.jpg

年末の話になるけどクリスマス休暇に小旅行してきた。

まずはブッパータールというところ。

ドイツ中部の都市でミュンヘンからだと

車で6時間くらいかかりそうだったので

途中いろいろと寄るとことか計画してたんだけど

直前に風邪をひいて体調悪いし

薬飲むと眠くなるから飲めないしで計画変更。

でも立ち寄りたかった博物館があって

そこには寄ろうと頑張って行ったら

クリスマスから3月までお休み。。。

マジかっと思いつつブッパータールに向かうと

今度は工事中やら道なき山の中へ導かれたりで

着いた時には外で夕飯を食べる気力もなく

部屋で果物を食べて薬飲んで寝るだけ。

そうそう来る途中でまたもやオービス光ったし。

気をつけてたんだけどな。



c0104084_7101058.jpg

ブッパータールでは主にカミさんの仕事の関係で

自分的には社会科見学な感じ。

思わず長居をしてしまって

このあとフランスのナンシーに行こうと思ってて

すでに夕飯の予約もしてたんだけど

時間がないけどでもモノレールに乗りたかったので

2駅ほど乗って往復して子供のようにテンション上がる。

100年以上の歴史があるんだよ。

そんなことしてたら時間が押してきたけど

前日スピード違反してて飛ばすことに躊躇してしまう。

風邪のせいで喉もカラカラ、

でも良かったのはルクセンブルグもフランスも

高速にちゃんと街灯あるのね。暗くなっても安心!

しかも制限速度があるからみんなゆっくり。



c0104084_784576.jpg

c0104084_791674.jpg

c0104084_793576.jpg

ナンシーではフォアグラを食べたんだけど

これが絶品だった。

添えられてたミラベルも美味しかった。

あと、ナンシーのマカロンって

見た目以上に美味しかった。

次の日はここでの目的、ナンシー美術館。

あんまり知られてないと思うんだけど

ここに藤田嗣治の作品がある。

あのちょっと燻んだ色。

作品の中にある絵には人の一生が描かれてるんだよ。

そして犬。今年は戌年。

年男としては拝まない訳にはいきません。

それはさておきこの作品、洒落てる感ハンパないと思う。



さて、美味しいもの食べて観たいものみて、

帰ろうと思ったら結構遠いのねミュンヘン(涙)。

雪が降ってきて渋滞に巻き込まれて

夜になって吹雪の中ワイパーが汚れて前が見えなくて

しかも街灯のないドイツの高速。

それでもかっ飛ばすアウトバーン(笑)。

そんな感じで無事にミュンヘンに戻ったときには

1500kmの旅になってたとさ。ふ~。






[PR]
# by ide2525 | 2018-01-06 07:11 | 旅行

2018 元旦

c0104084_14174340.jpg


c0104084_18355455.jpg


明けましておめでとうございます。

戌年~!

いよいよあと半年でサッカーのロシアワールドカップ、

あと2年半で東京オリンピックですね。

相変わらずミュンヘンの年越しは大花火大会でした(笑)。



毎年恒例になった(?)

漢字1文字で抱負を表す行事を

今年もやってみたいと思います!



とその前に、このブログを書き始めてもう10年。

ん、2006年の終わりからだからもう11年以上か?

よく続いたもんだ。

自分の変遷だから残ってるのはいいけどね。

そうこうしてるうちに自分もいい歳になってしまった。

人生とは旅であるなんて言葉もあるけど

カミさんには笹舟に乗ってるみたいだと言われて(笑)

まあそうかもな、なんて。

いつ沈んでもおかしくないような笹舟で

流れに身を任せつつゆらゆらと。

でも村上春樹さんも言ってたように

人生とは定住の地を探し求める旅なのかもしれなくて

そろそろ港を探さないといけないのかもしれない。

若かった頃に目指してたところと

歳をとってきて見る世界は違うんだなって実感。



ということで(どういうことだ?)

分かれ道はこれからもあるんだろうけど

今年もまたひとつ大きく舵をとって

そして決めたからには自分を信じて

あとは進むのみというよくわからないけど

そんな思いを持って『信』という漢字を選んでみました~。



写真は今年もカミさんの刺繍作品から。

酉から戌へとバトンタッチ。






[PR]
# by ide2525 | 2018-01-01 14:20 | 正月