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本の存在

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オレは本はデジタルではなくちゃんと持って触ってめくりたい派(なんかいやらしい響きだな)。

以前日本からドイツに持ってこれなかった本をほぼ全て処分した時があって。

小説とか読むの好きだったしデザインに関するものは高くても『自己投資』みたいに思ってたし

そうやって買い続けた本たちは捨てられなくってそれなりに多くなって。

でも場所取るし今時デジタルで見られるし欲しいならまた買えばいいし

なんて自分に言い聞かせて。ついでにCDもね。

でも売ってからなんか喪失感がすんごく来て。ど〜んて。

自分でもちょっとびっくりした、ここまで落ちるんだって。

自分の過去を捨てたというかとっても大事な物をなくしてしまった感じ。

これでよかったんだよって自分に言い聞かせてもダメだったね。

読んでた時の情景とかそのとき思ったこととかどこかの展覧会に行った際の風景とか。

そんな自分の中の記憶のアルバムを捨てたような感じで。

でも買い戻そうかと思ったらあんなに安い値で売ったのに

デザイン本なんかやっぱり古本でも高価な値で売りに出されていて取り返せず

気分はさらに重く暗いものになってしまった。



集めてた雑誌ももちろん全部売ったり捨てたりしてしまったんだけど

その中にEsquireでドイツ製が特集になってたやつがあって

これがオレがドイツに来るきっかけのひとつ。

読んで、へ〜ってなって、いい仕事してんじゃん、

なんかオレ、いつかドイツ人と一緒に仕事してみたいな〜って漠然とね。

もちろんこれももう手元にはないんだけどね。思い入れのあるもの(だった)。



写真はバイエルン州立図書館の玄関入ったとこ。

州立と威張って言うだけあってかさすがに本はいっぱいだし雰囲気も重々しい。

土日も開いてて地下にはカフェもあって何気に休憩ポイントにもなっちゃったりする。
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by ide2525 | 2015-11-16 01:19 | ミュンヘン

サセックのこと

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この本はプラハ出身の絵本作家ミロスラフ・サセックのもの。

すっごくお気に入りの本のひとつ。

サセックはミュンヘンに住んでたこともあるんだよね。

ちなみに最期はパリに住んでてチューリッヒ近郊の妹の家で亡くなったわけで

けっしてミュンヘンで亡くなったわけではない。

そんな彼は松浦弥太郎さんが翻訳して有名なThis isシリーズの作者。

そういえば昔、松浦弥太郎さんが移動書店をやリ始めたときに

名古屋まで行って、でもなぜかそこで本ではなくTシャツを買って

かなり気に入ってボロボロになるまで着てた記憶がある。

懐かしいな、まいいけど。



でこの本、イラストが愛嬌があってゆるくてすごくいい感じ。

そしてミュンヘンの街の(当時の)特徴がよく描かれてる。

きっと他の都市のもそれぞれ特徴がうまく出てるんじゃないかな。



でもこれ、なんか違うのわかる?

復刻版には日本語版も含めてすべてThis isって表紙に入ってるけど

(ま、This isシリーズだから当たり前なんだけど)

ドイツ向けは全部なのかはわかんないけど

すくなくともオレが知ってる限りでは

当時の出版社(Kindler Vertragね)のにはタイトルにThis isがなくて

さらに中身は(おそらく)一緒なのになぜか

表紙が違うのがミュンヘンのバージョンには存在してて。

ミュンヘンだけ?他の都市のにもあるのかな??

まあとにかくどうせなら当時の版のほうがいいなと思ってはいたんだけど

オレはこっちの別バージョンのほうが気に入ってしまって

そしたらこのバージョンはそもそも復刻版はなく思わず拘って探しまわった本。

面倒くさがりな自分としてはそんなことすると何気に思いが入ってしまう。

そんなこの本は1971年生まれ。

もういつ買ったか忘れちゃったけど今でも大好きなもの。
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by ide2525 | 2015-11-10 22:22 | 好きなものとか

秋の匂い

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気づけばもうすっかり冬支度な感じで

自転車に乗る時は冬用の手袋をしてる。

近所に買い物に行ったらぷうんと魚を焼いてる匂いがして

それがなんだかサバとか秋刀魚を焼いてる匂いと一緒で

一瞬本当に夕飯時の日本のどこかの道を歩いてる感覚になった。

そうすると

週末のこの時間ってよく加藤和彦をJ-WAVE(ラジオ局ね)で聞いてたなとか

J-WAVEといえば朝はクリス智子かジョンカビラで起きてたっけとか

なんだそっか基本的にラジオな生活を送ってたなあとか(今もテレビないけど)。

そんないつもの連想ゲームがまた頭の中でくるくる始まって

それはそれでちょっと楽しい。
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by ide2525 | 2015-11-01 18:11 | ミュンヘン